Hello-Goodbye

地味で暗くて向上心も協調性も存在感も個性も華もないパッとしない子

できたてほやほやのモロッコトラム

今週の一枚「乗りもの」

 

週刊はてなブログさんで前回の記事が紹介されました!

甘いのはチョコだけじゃないよ! 前回のお題「あまいもの」ふりかえり/今週のお題は「お引っ越し」です - 週刊はてなブログ

グリーンスターのプレゼントありがとうございます〜〜〜。お題があるおかげでブログ更新できております。如何せんネタが無いもので......。

 

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モロッコの最大都市・カサブランカのトラムに乗車した。このトラムは2012年の12月に開業したばかり。しかもフランス製。歴史的にフランスとはいろいろ揉めていたものの、人々の生活に必要なのであれば仲良くしようじゃないか、 という精神で今ではそれなりに仲良くやっている。内装もイスラム風の模様が描かれており、洒落た雰囲気だ。車内の写真などは公式Flickerで見ることができる。

Casablanca Tramway - Tests and maintenance centre - a set on Flickr

 

ハメド5世広場から終点まで約30分ほど乗ってみた。

ハメド5世広場は噴水のある大きな広場。大道芸人や水売りのオッサンなどで賑わい、街の人々が多く集まる。広場の付近には市庁舎や裁判所といった機関が立ち並ぶ。考えてみれば日本は広場が少ないですよね。みんなビルになっちゃう。こういう大きな広場があったら憩いの場になって面白いと思うんだけど。

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 運賃は6ディルハム均一(約90円くらい)。安い。乗車場所に改札があり、Suicaのような紙製のカードをタッチすると改札が開く。紙のペラペラなカードなのに日本のようにチャージできると聞いて驚き。すぐにボロボロになりそう。

 

座席は少なく、モノレールのような感じ。降りるときはドアの前を開けるなんていうことはしないので、駅に着くたびにてんやわんや。乗ったときは土曜日の夕方だったのでかなり混んでいた。ちなみに下車するときはドアのボタンを押す方式。

 

まだ開通したばかりなのに窓や座席の汚れが目立っていてちょっと残念だった。ピーク時以外でも8分30秒間隔で運行されており、一日の輸送能力は25万人。モロッコでは仕事が少なく平日の昼間でもぷらぷらしている人を多く見かける。それだけの大きな路線なわけだから、清掃の仕事を作ればいいのになあと思う。すでにあるのかもしれないけど仕事がちょっと雑だ。そう考えると日本の清掃員の方々は本当にすごいですね。

 

これまでに都市部の交通機関が整備されていなかった新興国ではこのようなトラムが続々と建設されていくのではないだろうか。